今までにない面白い仕組みのロボアドが登場しました。
サービス名は「susten(サステン)」。
なんと、成果報酬型という新しい手数料体系を実現しています。
今回はこのsusten(サステン)の特徴からメリット・デメリットを徹底解説!!
評判や口コミが気になる方は是非チェックしてください!!
また、この記事の動画VerをYouTubeで公開しています。
こちらもご視聴いただけますと幸いです。
susten(サステン)はこんなサービス!!
まずはこの記事のまとめから紹介します!!
- 手数料は成果報酬型
- 最新の金融工学理論を反映した運用戦略
- 最低投資金額は1万円
- 出金手数料は無料
- ベンチャー企業が運営
- スマホから投資が可能
- NISA口座が開設可能
- オルカン超えの運用が可能
susten(サステン)はフィンテック企業である株式会社sustenキャピタル・マネジメントが運営しているロボアドバイザーサービスです。
最低投資金額は1万円で、追加投資は1万円単位。
大きな特徴は日本で始めて成果報酬型(プロフィットシェア型)の手数料体系を導入したことです。
過去最高益を達成したときしか手数料がかかりません。
手数料は運用額によって変わってきますが利益に対して1/6~1/9の手数料が設定されています。
月末時点で過去最高益を達成していなければ手数料は0円です。
国内のロボアドは1964年に発表された理論に基づき設計された運用戦略を採用しているサービスがほとんどですがsusten(サステン)最新の金融工学理論を反映した運用戦略をとっています。
また、最大のリスクレベルで運用をするとオルカンを超える運用が可能です。
ちなみに現在はNISA活用応援キャンペーンを実施中。(2025/1/31まで)
NISA口座で積立すると500円を全プレ!!
入金額に応じて最大10,000円が当たります。
是非この機会に始めてみてくださいね。
【シミュレーション】susten(サステン)に投資すると儲かるの??
投資家が最も知りたいのはsusten(サステン)の実力。
つまり「儲かるかどうか」でしょう。
ということでsusten(サステン)が出しているシミュレーション結果を共有します。
最低投資金額100万円で毎月5万円ずつ「モダニスト」という戦略で積立投資した結果が上記のグラフです。
30年後のシミュレーション結果は下記の通り。
- 30%の確率で4,652万円以上
- 50%の確率で3,816万円以上
- 70%の確率で3,130万円以上
投資元本は合計1,900万円ですから50%の確率で約2倍。
30%の確率で2,700万円も増加します。
もちろんあくまでシミュレーションですし、投資ですから何がおこるかわかりません。
あくまで過去のデータを参考にして導き出した数字です。
とはいえ、なかなか魅力的な結果ですよね。
【2024年12月】susten(サステン)の運用実績
susten(サステン)における最新の運用実績が上記になります。
投資金額は10万円、運用タイプは一番ハイリスクハイリターンのリスクレベル7です。
今月は25,948円の含み益。
8月に起こった世界的な株安と円安が原因で一時的に下落しましたが、そこから大幅に回復しました。
この調子なら再度高値を目指していけそうです。
ちなみに過去最高評価額は124,4902円ですのでこれを超えると手数料が徴収されます。
HWMというのが過去最高評価額です。
現在は過去最高評価額を超えているので手数料が徴収されることになります。
そしてポートフォリオは下記の通り。
米国株式と先進国株式、新興国株式の3つがほとんどを占めています。
株式中心の超ハイリスク・ハイリターンの構成で、リスクレベル7です。
リスクレベル7はこんな感じでオルカン以上のパフォーマンスになるらしいです。
まだ初めて2年なので引き続き投資をしていきます。
ちなみに今はトランプ氏が大統領に決まり世界のマーケットが上昇傾向なので、始めるには良いタイミングかもしれませんよ。
下落している時に始めるのは怖いかもしれませんが最終的にはこういう時がチャンスです。
susten(サステン)とは??
susten(サステン)は2019年に設立されたフィンテック企業の株式会社sustenキャピタル・マネジメントが提供しています。
『誰もが安心して暮らせるsustainableな社会の実現』というビジョンの下、設立されました。
サービスを開始したのは2021年の2月15日。
同社は金融に対して「日本の資産運用サービスの高コスト体質」、「環境・福祉と金融システムの分断」この二つの課題を感じており、この解決を目指しています。
ベンチャー企業ですがすでにベンチャーキャピタルなどのプロ投資家から出資を受けている期待されたフィンテック企業です。
登録ユーザー数は2万人を突破しました。
susten(サステン)の社長
※sustenのサイトから引用
susten(サステン)の社長は岡野 大氏です。
経歴は下記の通り。
2012年ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント入社。戦略株式運用部(ヘッジファンドチーム)にて数百億円規模の株式、デリバティブ、為替等の投資判断を行った。ポートフォリオ・マネージャーとして海外の機関投資家のために運用を行ってきた一方で、日本の個人投資家のために品質の高いサービスを提供したいと思い続け、2019年7月株式会社sustenキャピタル・マネジメントを創業、代表取締役CEOに就任。東京大学大学院工学系研究科修了(修士)
susten(サステン)の手数料
susten(サステン)の手数料を紹介します。
口座開設費 | 0円 |
---|---|
入金手数料 | 銀行振り込み → 投資家負担 積立 → 無料 |
出金手数料 | 440円(税込) |
為替手数料 | 無料 |
売買手数料 | 無料 |
リバランス | 無料 |
成果報酬 | HWM超過分 ×1/6 〜 1/9 |
実際にかかるのは出金手数料、そして成果報酬です。
susten(サステン)のおまかせ投資では完全成果報酬型(プロフィットシェア型)の手数料体系をとっているため投資家に利益がでた時にしか手数料を徴収しません。
過去最高額を更新した時だけ成果報酬を支払います。
また成果報酬は投資評価額に応じて変化します。
- 80万円未満 → HWM超過分 ×1/6
- 80万円以上 200万円未満 → HWM超過分 ×1/7
- 200万円以上 500万円未満 → HWM超過分 ×1/8
- 500万円以上 → HWM超過分 ×1/9
HWMとはハイ・ウォーター・マークの略称で投資評価額の過去の最高評価額のこと。
下記のように最高評価額を更新した時だけ手数料がかかる仕組みです。
ちなみにHWMの更新の有無は毎月末に判定されます。
このような成果報酬型の手数料体系をとっているのは国内のロボアドではこのsusten(サステン)だけです。
投資資産を保全する信託銀行に支払う受託者報酬や投資対象上場投資信託に支払う経費など、投資金額に対して年率0.02-0.09%(税別)程度の実質的な費用が別途発生します。
NISA
SUSTENではNISA口座も作成できます。
こちらでの運用は1年間出金しないと最大年率0.1%のキャッシュバックが適用されるので通常の運用よりも割安です。
また、投資をするときは、なるべく自由度の低い「つみたて投資枠」から利用し、出金するときはなるべく「つみたて投資枠」に資金が残るように、自動で入出金の調整を行います。
NISA口座なら投資から得た利益が非課税です。
susten(サステン)の投資戦略
susten(サステン)では9つの投資戦略を提供しています。
それぞれの想定ボラリティは下記の通り。
- 信頼の世界経済タイプ → 14.7%
- 不易流行タイプ → 10.9%
- ヘッジファンドタイプ → 10.2%
- 理想追求タイプ → 8.8%
- 伝統的理論タイプ → 8.2%
- モダニストタイプ → 7.7%
- 機動的守備タイプ → 5.5%
- 安定バランスタイプ → 5.0%
- 質実剛健タイプ → 3.4%
信頼の「世界経済タイプ」が最も攻め運用を行い、「質実剛健タイプ」が最も守りの運用を行います。
投資対象は世界株式、世界債権、先進国通貨、市場デリバティブの4つ。
地域は日本と先進国、新興国の3つです。
また、多くのロボアドバイザーサービスではノーベル賞を受賞した理論を利用していますが、これらの理論は実務上の課題がいくつも指摘されています。
最先端の機関投資家において、これらの理論がそのまま利用されることはほとんどありません。
よってsusten(サステン)では2000年代以降に研究されてきた理論も実装しています。
susten(サステン)の始め方
susten(サステン)の始め方は下記の通り。
- 無料診断
- 口座開設
- 葉書の受け取り
- 入金
- 運用開始
まずはsusten(サステン)で無料診断を行い、自分にあったポートフォリオを診断しましょう。
その後口座開設の申し込みをし、ハガキが到着したら記載されている「QRコードを読み取る」もしくは「本人確認コードの入力」のどちらかを入力したら完了です。
その後、最低1万円を入金することで運用が開始します。
振込手数料は投資家負担です。
また振込先口座の種類は「当座」になります。
普通ではありませんので注意してください。
susten(サステン)のメリット
メリット1:手数料が国内初の完全成果報酬型
susten(サステン)の一番のメリットは完全成果報酬型の手数料体系です。
国内のロボアドは運用額に対して1%前後の手数料を設定しているのが一般的。
含み益の場合はもちろん、含み損の場合でも手数料を支払わなければいけません。
この手数料体系だと含み損になった場合、不満をもつ投資家も多いでしょう。
しかし、susten(サステン)ならば含み損の時に手数料はかかりません。
手数料がかかるのは過去最高評価額を更新した時だけです。
susten(サステン)側も投資家に利益が出なければ手数料を貰えませんので、双方の利益が直結しているWIN-WINな手数料体系を実現しています。
メリット2:スマホだけで簡単に投資が可能
susten(サステン)はスマホから投資暦問わずに簡単に投資ができます。
無料診断を実施して、自分に適した投資スタイルがわかったらあとは入金するだけ。
銘柄選定や売買は全てsusten(サステン)が行なってくれます。
また運用評価額もスマホでチェックできるので、時間や場所を問わず、隙間時間に行うことが可能です。
面倒なリバランスなども全て行なってくれますよ。
メリット3:ロボアド以上のリターンを目指す
susten(サステン)ではアクティブ型投資信託よりも低コスト、パッシブ型インデックス投資よりも費用控除後のリスクあたりリターンが高い運用を目指します。
それが実現できれば当然のことながら既存のロボアドバイザーサービスよりも高いパフォーマンスになります。
具体的にsusten(サステン)が目指す運用は上記画像の通りです。
そしてロボアドバイザーサービスがこちら。
おまかせ運用以外ではsusten(サステン)の方が優れているという結果になっています。
メリット4:プロ向けの高度な資産運用
susten(サステン)では既存のロボアドでは組入れることの難しい最新の金融工学理論を反映した運用戦略を実装しています。
これにより他社よりも高いリターンを目指すということですね。
最先端アルゴリズムを取り入れたプロ向けの資産運用を提供しています。
メリット5:自動積立が可能
susten(サステン)では自動積立が可能です。
毎月もしくはボーナス時に設定した金額が自動で引き落としされて、susten(サステン)の運用口座に反映されます。
振り込み作業の時間を省くことができますよ。
もちろん無料です。
メリット6:NISAが利用できる
2022年の12月からてNISA機能がリリースされました。
NISAで運用することで利益(分配金と譲渡益)に対する税金が非課税です。
また、SUSTENでNISA機能を利用すると1年間出金しなければ最大年0.1%がキャッシュバックされます。
圧倒的なコスパで税メリットを受けながら資産運用が可能です。
詳しくは下記記事で紹介していますのでこちらを一読ください。
メリット7:オルカン越えのリスクレベルを選択可能
SUSTENでは新たにリスクレベル6と7を新設しました。
これは人気の投資信託であるオルカンを超えるリターンを目指せます。
もちろんその分リスクも高いため、上級者向けの運用です。
初心者やできるだけリスクを負いたくない人には向いていません。
詳しくは下記記事でまとめたので気になる人はこちらを一読ください。
susten(サステン)のデメリット
デメリット1:最低投資金額が10万円
susten(サステン)の最低投資金額は10万円からです。
他社と比較すると平均的な数字ですが、10万円未満で始められるロボアドバイザーサービスも存在します。
- ON COMPASS → 1,000円
- THEO + docomo → 1万円
- 楽ラップ → 1万円
ON COMPASSはたった1,000円から投資可能。
できるだけ低い金額から始めたいのであれば上記サービスから挑戦するのがベストです。
追記
現在は改善されて1万円から投資が可能になりました。
デメリット2:出金手数料がかかる
出金時には440円(税込)がかかります。
他社では無料のサービスが多いのでこの点は非常に残念です。
440円(税込)とそこまで大きな金額に感じないかもしれませんが、10万円投資した場合だと約0.4%にあたります。
国内の預金金利は0.1%ほどですからそう考えると馬鹿にできない数字です。
追記
出金手数料は廃止されて、無料になりました。
デメリット3:投資における経験や知識が得られにくい
これは他のロボアドバイザーサービスにも言えることですが、ロボアドは投資家が行うのは入金だけです。
銘柄選定、売買はすべて自動で行なってくれます。
投資に興味がなく、知識を増やす必要がない人ならば全く問題ないですが、今後ステップアップしていこうとした場合、ロボアドで投資関連の知識を得るのは非常に難しいです。
もちろん投資の入り口としては非常に有効なサービスだと思いますが、将来的に個別株や投資信託を自分で選定したい場合はロボアドの中身までしっかりと勉強するようにしましょう。
デメリット4:チャートが見れない
susten(サステン)では投資を開始してからの運用チャートを見ることができません。
ウェルスナビやTHEOなどはチャートが表示されて、投資してからのヒストリーが確認できます。
susten(サステン)は現在の運用状況しか見れないため、投資体験が他社に劣っている状況。
今後の改善を期待しましょう。
追記:改善されました。
すでに改善されて、チャートが見れるようになりました。
susten(サステン)で無料診断してみた
早速susten(サステン)で無料診断してみました。
質問は下記の8つ。
- 年齢
- 年収
- 貯蓄に回せる額
- 貯金額
- 他サービスにおける運用額
- 運用リスクへの考え方
- 資産運用の目標期間
- 株式市場との連動性を重視するか
診断結果がこちらです。
なんと、最も積極運用を目指す「世界経済タイプ」!!
シミュレーションはこんな結果になりました。
100万円の開始金額で積立1万円を30年間した場合、元本460万円に対して30%の確率で1,500万円になるようです。
3倍ってなかなかの数字ですね。
70%の確率で680万円以上ですがそれでも利回りで表すと40%以上になります。
他のロボアドと比較してどうなのか??
国内ではSUSTENの他にも多くのロボアドバイザーサービスが存在します。
基本的にはどのサービスも投資信託やETFに投資しているので、リスク許容度が同じならば大きく運用実績が変わることはありません。
数年以上という長いスパンで利益を出すサービスとなります。
ただし、SBIラップとFLIO ROBO PROの二つだけはAIを搭載しており、1ヶ月に一度、ポートフォリオを大きくリアロケーションします。
短期で利益が狙える金融商品を入れ替えながら運用していくので、長期はもちろんのこと短期でもリターンが期待できるサービスです。
実際、自分はROBO PROで大きな利益を得ています。
自分にあったサービスを探してみてください。
susten(サステン)のまとめ
最後にsusten(サステン)をまとめます。
- 手数料は成果報酬型
- 最新の金融工学理論を反映した運用戦略
- 最低投資金額は1万円
- ベンチャー企業が運営
- 自動積立が可能
- スマホから投資が可能
- NISAの口座開設が可能
- オルカン超えの運用が可能
何度もいいますが、一番の特徴は成果報酬型の手数料体系です。
日本のロボアドは海外と比較すると手数料が高く、ここがよく指摘されていました。
sustenならばロボアドの課題を解決し、投資家と事業者、両者にメリットのある資産運用が可能です。
またNISA口座を利用すれば税制メリットを受けながら運用できます。
個人的にはロボアドバイザー2.0の開始を告げるサービスだと思ってます。
ロボアドで急激に信用度と人気を獲得しているのが…
WealthNaviです。
ロボアドバイザー界では不動の地位を確立しています。
しかも最低投資金額が10万円から1万円になり、より投資のハードルが下がりました。
そんなWealthNaviですが、現在当ブログとタイアップキャンペーンを実施中です。
下記リンクからの口座開設で通常キャンペーンに加え、現金1,000円が上乗せプレゼントされます。(詳細のキャンペーン条件は、ウェルスナビ公式サイトで必ずご確認ください)
有利に始めることができるので、気になった方は試しに無料診断をしてみてくださいね。
自分が投資した時の記事は下記にありますので、よろしければこちらも一読してみてください。
最新の運用実績も公開していますよ。
一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年3月末現在)
『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイ
ザー社調べ(2024年6月時点)
「デメリット1」の見出しが「最低手数料」になってる
ご指摘ありがとうございます。
修正させていただきました。
サステンがとうさんした時の投資額はどうなるでしょうか?ご存知でしたら教えてください。
素晴らしい質問ありがとうございます!!
投資家の資金は投資信託の運用を受託する信託銀行で保管・管理されているので倒産しても影響はありません。
信用取引はできるのでしょうか? 手数料も知りたいです。
SUSTENはもちろんのこと、ロボアドで信用取引はできません。
>susten(サステン)最新の金融工学理論を反映した運用戦略をとっています。
ここが一番のキモだと思いますが、何をやっているのか分からないですね
結局は手数料を変えたWealthNaviってだけな気がします
(しかも至近のような上昇相場だと手数料が凄いことになりそうだし
コロナみたいなイレギュラが入ると、
場合によっては年単位で手数料収入が無くなり会社倒産の危機、
不安しかない)
自分が思う一番の肝は成果報酬型の手数料体系をとっているところです。
運用戦略は正直、各社あまり変わらないのかなという印象。
フォリオのロボプロだけはちょっと違いますが。
直近でマネーフォワードなどから大型の資金調達をしたので、すぐに倒産するというリスクはかなり低いと思います。
メカさんの記事を見て登録してみました〜
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うぉんばっとさんありがとうございます!!
自分も定期的に呟こうと思っているので一緒にいかがですか♪