どうも、メカニックです!!
フリー(4478)のIPOが新規承認されました。
2019/12/17に上場予定で事業内容は”スモールビジネス向けクラウドERPサービスの提供“です。
このページではフリー(4478)のIPO詳細や初値結果、仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もしIPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
結論:フリー(4478)のIPOはちょっとだけ期待していいかも!?
時間がない人向けにフリー(4478)のIPOについてさっとまとめます。
結論からいうと、IPOに当選して初値売りをすればプラスリターンになるかもしれません。
ただし初値高騰は期待できません。
- クラウドERP「freee」を運営
- 上場市場はマザーズ
- 人気のSaaS関連
- 想定平均価格は1,800円
- 吸収金額は約334.2億円
- 業績は右肩上がりだが赤字。
- 株主にVCが盛り沢山。
- ロックアップは意外と悪くない
- 主幹事は三菱と大和証券、メリルリンチの3社共同。
- 海外割当もあり。
フリーはクラウドERPサービスの「freee」を運営しているベンチャー企業です。
ネクストユニコーンとして色々なところで取り上げられていて知名度は抜群。
上場予定市場はマザーズで吸収金額は334億円と大型規模。
業績は売上は年々増加しているものの、未だに赤字運営です。
ただしクラウド会計市場は今後も成長が見込めます。
人気のSaaS関連ですし業種は評価されるでしょう。
地合いも良くなってきているので健闘してくれる可能性は十分にあると思います。
当選を目指すなら三菱UFJモルガン・スタンレー証券を中心とした主幹事の3証券を必ず押さえておきましょう。
そして、今回はauカブコム証券もかなり狙い目になるはずです。
普通に当選する人がでてくるはず。
口座を持っていない人は必ず準備しておくようにしてくださいね。
また、最近IPO投資を始めた方向けに当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてあります。
さらに最近ではIPOを目指すベンチャー企業に先回り投資できるFUNDINNO(ファンディーノ)を中心とした株式投資型クラウドファンディングの人気が加速中!!
企業と投資家が一緒になってIPOまで目指せる新しい方法なので興味がある人は是非チェックしてみてください。
自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてありますので、こちらもよろしければどうぞ。
フリー(4478)のIPO詳細
銘柄 | フリー株式会社 |
---|---|
市場 | マザーズ |
上場日 | 2019/12/17 |
コード | 4478 |
公募 | 5,435,200株 |
売り出し | 12,041,100株 |
OA | 1,089,700株 |
想定仮条件 | 1,660円~,1940円 |
想定平均価格 | 1,800円 |
吸収金額 | 約334.2億(想定価格ベース) |
時価総額 | 約839.5億円(想定価格ベース) |
BB期間 | 2019/12/03~12/06 |
価格決定日 | 2019/12/09 |
フリー(4478)ってどんな会社??
ついに噂されていたフリーが新規承認されましたーー!!
ご存知の人も多いと思いますが、一応簡単にどんな会社か紹介していきますね。
今回新規承認されたフリーは2012年に設立された東京都に本社を置く企業です。
効率的な資金調達を繰り返し、実質7年ほどでIPOとなりました。
数年前からIPOの噂はありましたが今は未上場の方が資金調達環境は良好なので、できるだけ引っ張ってから上場したのかもしれませんね。
従業員数は年々増加して現在は409名、年間平均給与は約653万円です。
そして、フリーの業種はSaaS型の会計システムである「freee」の運営です。
事業概要図は下記の通り。
フリーは下記の6つサービスに分けることができます。
- 会計フリー
- 人事労務フリー
- 申告フリー
- マイナンバー管理フリー
- 会社設立フリー
- フリーカード
メインは会計フリーです。
フリーの収益頭で最も認知されたサービスになります。
すでに利用事業者数は100万越え。
クラウド会計業界ではトップシェアを誇ります。
実は自分も会計フリーは現在進行形で利用中です。
銀行やカードを登録するだけで半自動的に処理してくれるので本当に便利なんですよね〜。
年額費も2万円でほぼ全ての機能が使えるのでコスパは抜群です。
そして人事労務フリーは元は給与計算フリーという名前で、2017年にリブランドしました。
また上記以外にも取引プラットフォームを運営していたり、保険やファクタリングなどの金融サービスを手がけています。
会計という企業の要となる情報を握っていますから、これからも多角的に展開していけそうです。
フリー(4478)のIPOスペック
続いてフリー(4478)のIPOスペックを見ていきましょう。
想定仮条件は1,660円~1940円で想定平均価格は1,800円。
上場予定市場はマザーズで吸収金額は約334.2億円となっています。
フリー(4478)のIPOにおけるマイナス要素
初めにフリー(4478)のマイナス要素をチェックしていきます。
やはり1番に目につくのは吸収金額です。
マザーズで300億円オーバーは大型規模。
超大型といってもいいかもしれません。
先日上場したsansanは388億円でしたので、これに匹敵する数字です。
残念ながら需給面での優位性はほとんどありません。
そしてスケジュールも勿体ないです。
毎年12月は上場ラッシュで一年で一番IPOが多い時期。
しかも12月21日に上場と後半になりますから買い疲れがでてくるタイミングでもあるんですよね。
まだあります。
業績は成長性は感じるものの万年赤字運営。
IPOでは赤字上場は毛嫌いされるのでここは大きなマイナス要素になると思います。
こんな感じで気になるポイントはそこそこ多いです。
フリー(4478)のIPOにおけるプラス要素
続いてプラス要素をチェック。
クラウド会計業界でナンバーワンのシェアを取っているのはかなり評価できます。
一番のライバルはマネーフォワードになりますが、現在はfreeeを利用している人の方が多い状況です。
サービスの知名度も高いのでこちらも有利に働くと思います。
解約率も2%以下とのことでこの種のサービスでは圧倒的な低さです。
そしてSaaS関連はIPOでは初値高騰しやすい人気業種。
しかもクラウド会計は今後も市場は拡大していくのは間違いないので将来性も抜群です。
また、個人的にロックアップも悪くないと思います。
目論見書を見る限り、ほとんどの大株主にかかっていますし、価格による解除事項はありません。
上場後も爆弾が降ってくる可能性は低いです。
マイナス要素も多いIPOですが魅力的なプラス要素も多く、個人的には勝負できるスペックだと思います。
フリー(4478)のIPO仮条件
想定仮条件は1,660円~1,940円でしたので60円上ブレしました。
フリー(4478)のIPO公開価格
上限で決定しました!!
フリー(4478)のIPO初値結果
初値売りで5万円の利益でした。(+25.0%)
フリー(4478)のIPO割当枚数と当選期待度
続いてフリー(4478)のIPO幹事団と各社における割当枚数を紹介します。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
-枚
|
-枚
|
1
|
大和証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
メリルリンチ日本証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
幹事 | SBI証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
野村證券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
みずほ証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
岩井コスモ証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
東洋証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
楽天証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
いちよし証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
エース証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ちばぎん証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
東海東京証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
松井証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
丸三証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
水戸証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
委託幹事 | auカブコム証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
DMM株(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
フリー(4478)の主幹事
フリーの主幹事は3社共同です。
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- 大和証券
- メリルリンチ証券
残念ながらメリルリンチ証券はネットから申し込みができません。
実質勝負できるのは2社になりますので注意しましょう。
それにしてもこの2社のタッグはなかなか見応えありますね。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は先日主幹事をつとめたワシントンホテルは堅調な初値を形成。
一方、大和証券はBASE、チャットワークと公募割れを連発させています。
この2社がどんなハーモニーを奏でるか興味津々です 笑
もちろん今回のフリーで当選確率が最も高いのはこの2社となります。
当選を目指す場合は最優先で申し込みをしてくださいね。
ちなみに三菱UFJモルガン・スタンレー証券は当選後にキャンセルすると一ヶ月間IPOに申し込みができなくなるペナルティがあります。
この時期のペナルティは結構なボディーブローになるので、参加するかどうかはしっかりと考えましょう。
詳しいIPOルールを知らない人は下記記事にまとめてありますのでこちらをどうぞ。
その他狙い目の証券会社
続いて平幹事を見ていきまあう。
今回はかなり多いですね〜。
合計幹事数は13社。
大手証券、中堅証券、ネット証券とバラエティに富んだ構成となっています。
この中で狙い目はやはり上位幹事かつ抽選割合が高いSBI証券です。
グループ企業のVCが出資していることもあり、割当はそれなりに多いと思います。
どちらにしてもIPOチャレンジポイントは貰えるので忘れずに申し込みしましょう。
そして、穴場になりそうなのはauカブコム証券です。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事をつとめる場合は期待度が大幅アップ。
その上、今回は規模も大きいですからね。
平幹事以上に期待できるかもしれませんよ。
フリー(4478)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
フリー(4478)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
不参加
|
大和証券 |
選外
|
|
メリルリンチ日本証券 |
ネット申込不可
|
|
幹事 | SBI証券 |
200株当選
|
野村證券 |
落選
|
|
みずほ証券 |
落選
|
|
岩井コスモ証券 |
不参加
|
|
東洋証券 |
ネット申込不可
|
|
楽天証券 |
悩み中
|
|
いちよし証券 |
不参加
|
|
エース証券 |
ネット申込不可
|
|
ちばぎん証券 |
ネット申込不可
|
|
東海東京証券 |
落選
|
|
松井証券 |
落選
|
|
丸三証券 |
不参加
|
|
水戸証券 |
ネット申込不可
|
|
委託幹事 | auカブコム証券(?) |
不参加
|
岡三オンライン証券(?) |
不参加
|
|
GMOクリック証券(?) |
不参加
|
|
ライブスター証券(?) |
不参加
|
|
DMM株(?) |
不参加
|
新規承認時におけるBBスタンス
上記の通り、今の所は未定としました。
でもかなり前向きに考えています。
公募割れしたチャットワークやBASEというよりかは堅調な初値形成をしたSansanに近い雰囲気を感じているからです。
初値高騰は見込めませんが数万円のリターンになる可能性は秘めていると思います。
ただ、上記でもいったように国内よりも海外募集の方が多いです。
規模のわりに当選者が少ないという現象も起こるかもしれません。
最終的な判断は仮条件決定後としますが、よほど下ブレしないかぎりは攻めていこうと思っています。
あとは地合い次第ですかね。
最終BBスタンス
仮条件が上ブレしたことを受けて一部参加としました。
フルエントリーはさすがに怖いですね。
キャンセル可能なところのみで消極的な参加です。
フリー(4478)のIPO初値予想
フリー(4478)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
フリー(4478)のIPO個人的評価
【総合評価】
17/35
【スタンス】
中立
当ブログでは株式投資型クラウドファンディングの国内最大手「FUNDINNO」と特別キャンペーンを実施しています。
下記リンクからの口座開設で2,000円相当のアマゾンギフト券をプレゼント!!
ファンディーノではエンジェル税制が適用される案件が多く、取り扱いをした琉球アスティーダスポーツクラブは国内で唯一となるIPOイグジットをしています。
応援出資した企業が時価総額1,000億円超えのユニコーンになれば数十倍のリターンも夢ではありません。
10万円から有望なベンチャー企業に応援出資ができますので新たな投資を是非体験してみてください。
さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。