どうも、メカニックです!!
ナイル(5618)のIPOが新規承認されました。
2023/12/20に上場予定で、事業内容は小型 SAR 衛星の開発、製造、小型 SAR 衛星より取得した画像データ販売です。
このページではQPS研究所のIPO詳細や初値結果、仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もしIPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
また、下記のYouTube動画でも紹介しています。
最新の投資情報、キャッシュレス情報を紹介していますので、気に入っていただけたらチャンネル登録していただけますと幸いです。
結論:ナイル(5618)の初値は公募価格前後になりそう
吸収金額 | |
---|---|
市場 | |
公募売出比 | |
事業内容 | |
業績 | |
地合い | |
スケジュール |
【総合評価】
20/35
【スタンス】
中立
時間がない人向けにナイルのIPOについて要点をピックアップしてまとめました。
結論からいうと、初値は公募価格付近に落ち着きそうです。
- DX事業
- 12/20に上場
- 想定価格は1,615円
- 上場市場はグロース
- 吸収金額は約24.5億円
- 売上は伸びているが大赤字
- 主幹事はSMBC日興証券とSBI証券
ナイルはDX事業を行っています。
顧客企業のデジタル戦略コンサルティング、さらにはマイカーのサブスクリプションサービス「カルモ」を提供中です。
グロースの上場を予定しており、想定価格は1,615円、吸収金額は24.5億円。
売上は年々伸びていますが、いまだに赤字が続いており、黒字化まではまだ時間がかかりそうです。
スケジュールも過密気味で、スペックもこれといった強みがありませんので、初値は公募価格前後になりそうです。
また、最も当選しやすい証券会社は主幹事のSMBC日興証券とSBI証券です。
SMBC日興証券は新規口座開設後3か月間は優遇抽選が受けられて当選確率がアップします。
未保有の方は事前に開設しておきましょう。
SBI証券のポイントボーダーの一発目の予想は200P未満としました。
また、最近IPO投資を始めた方向けに当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてあります。
さらに最近ではIPOを目指すベンチャー企業に先回り投資できるFUNDINNO(ファンディーノ)を中心とした株式投資型クラウドファンディングの人気が加速中!!
企業と投資家が一緒になってIPOまで目指せる新しい方法なので、興味がある人は是非チェックしてみてください。
自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてありますので、こちらもよろしければどうぞ。
ナイル(5618)のIPO初値予想と初値結果
ナイルのIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
(公募価格の0.9倍〜1.1倍)
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
投票のお力添えをお願いいたします。
期限は上場日前日までです。
初値結果
ナイル(5618)のIPO詳細
銘柄 | ナイル株式会社 |
---|---|
市場 | グロース |
上場日 | 2023/12/20 |
コード | 5618 |
公募 | 350,000株 |
売り出し | 970,800株 |
OA | 198,100株 |
想定平均価格 | 1,615円 |
吸収金額 | 約24.5億(想定価格ベース) |
時価総額 | 約137.8億円(想定平均価格ベース) |
想定仮条件 | 1,440円~1,790円 |
仮条件 | 1,620円から1,680円 |
公開価格 | 1,680円 |
ナイル(5618)ってどんな会社??
まずは今回新規承認されたナイルがどんな企業なのか簡単に紹介します。
2007年に前身のVOLARE株式会社を設立。
2015年に現在の社名に変更しました。
VCや事業会社から資金調達をして、事業を加速させていき、およそ16年でのIPOです。
現在の従業員数は235名、提出会社の平均年間給与は607万円です。
事業内容はホリゾンタルDX事業と自動車産業DX事業です。
ビジネスモデルは下記の通り。
ホリゾンタルDX事業は顧客にマーケティングを中心としたコンサルティングを提供しています。
自動車産業DX事業ではマイカーサブスクリプションサービスの「カルモ」を提供しています。
カルモは最長11年のカーリース契約で、与信の低い人を中心に自動車を提供するサービスです。
相手先や販売実績
ホリゾンタルDX事業の方がほんのちょっと多いですね。
ただ自動車産業DX事業の方が成長しているので、すぐにひっくり返りそうです。
相手先はリース会社が中心で、オリックス自動車に30%ほどの売上を依存しています。
業績
売上は素晴らしいの一言。
ベンチャー企業らしく、右肩上がりで伸びています。
しかし、純損益はいまだに赤字続き。
こういう業績はここ最近、全く評価されないんですよね。
ちょっと嫌な空気を感じます。
ナイル(5618)のIPOスペック
続いて、IPOスペックを見ていきましょう。
想定平均価格は1,615円。
上場予定市場はグロースを見込んでおり、吸収金額は約25.0億円となっています。
ナイル(5618)のIPOにおけるマイナス材料
マイナス面は業績です。
ここ最近は赤字の企業は厳しい初値になることが多く、公募割れ確率が高くなっています。
さらに吸収金額は20億円オーバーとやや重たさを感じる規模です。
スケジュールも過密ですし、残念ながらマイナス要素はたくさんあります。
ナイル(5618)のIPOにおけるプラス材料
売上が右肩上がりで伸びているので成長性の高さは評価されると思います。
ただ、残念ながら他に強めのプラス要素は見当たりません。
ナイル(5618)の幹事団と当選期待度
続いて、IPO幹事団と各社における期待度を紹介します。
証券会社 | 個人期待度 | |
---|---|---|
主幹事 | SMBC日興証券 |
1
|
SBI証券 |
2
|
|
幹事 | 松井証券 |
3
|
大和証券 |
6
|
|
楽天証券 |
4
|
|
マネックス証券 |
5
|
|
岩井コスモ証券 |
7
|
|
丸三証券 |
8
|
|
極東証券 |
–
|
|
岡三証券 |
9
|
|
東洋証券 |
–
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
–
|
GMOクリック証券(?) |
–
|
|
SBIネオトレード証券(?) |
–
|
|
DMM株(?) |
–
|
|
大和コネクト証券(?) |
–
|
主幹事はSMBC日興証券とSBI証券の共同主幹事です。
ネット組には最高のコンビといえるかもしれません。
しかも、松井証券、楽天証券、マネックス証券も幹事入りしていますし、当選枚数も考慮すると当選できる可能性は高そうです。
そして、SMBC日興証券は優遇抽選、SBI証券はIPOチャレンジポイントも忘れてはいけません。
今回はブロンズでもチャンスがあるかもしれません。
SBI証券のポイントボーダーは200Pくらいですかね。
直近の地合いを考えると、もっと低くなるかもしれません。
ちなみに、SMBC日興証券は口座開設後3ヶ月間はブロンズが適用されます。
未保有の方は是非この機会に口座開設しましょう。
今開設すれば12月の全てのIPOで優遇抽選を受けられますし、今後も必要になりますからね。
ナイル(5618)のスケジュールや購入方法
仮条件決定日 | 2023/12/4 |
---|---|
申込期間 | 2023/12/5から12/11 |
公開価格決定日 | 2023/12/12 |
購入申込期間 | 2023/12/13~12/18 |
仮条件は2023/12/4に決定します。
申込期間は2023/12/5から12/11ですので、IPOが欲しい人はこの期間内に証券会社から申込しましょう。
公開価格は2023/12/12に決まり、夕方から抽選結果が判明します。
購入期間が2023/12/13~12/18となっているので、当選、補欠当選した人はこの期間内に購入申込をしてください。
当選しても購入申込を忘れると購入できませんので注意しましょう。
IPO投資における手順は下記の通り。
- 証券会社に口座開設
- ネットからIPOに申し込み
- 抽選結果発表
- 当選したら購入
- 上場日に売却
この5ステップです。
さきほども言った通り、IPOは主幹事からの申し込みが最も当選確率が高いので第一優先で申し込みしましょう。
ナイル(5618)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
ナイル(5618)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | SMBC日興証券 |
不参加
|
SBI証券 |
落選
|
|
幹事 | 松井証券 |
不参加
|
大和証券 |
不参加
|
|
楽天証券 |
不参加
|
|
マネックス証券 |
不参加
|
|
岩井コスモ証券 |
不参加
|
|
丸三証券 |
不参加
|
|
極東証券 |
ネット申込不可
|
|
岡三証券 |
不参加
|
|
東洋証券 |
ネット申込不可
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
不参加
|
GMOクリック証券(?) |
不参加
|
|
SBIネオトレード証券(?) |
不参加
|
|
DMM株(?) |
不参加
|
|
大和コネクト証券(?) |
不参加
|
新規承認時におけるBBスタンス
今のところ未定です。
売上の伸びは良いんですが、赤字ですからね。
最近はこういう銘柄は地雷になりやすいです。
12月はIPOが多いですし、無理して参加する必要はないかもしれません。
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