どうも、メカニックです。
Sansan(4443)の仮条件が決まりましたので、いつも通り初値予想をしていきます。
詳細なIPOデータは下記記事にまとめ済み。
上場日直前には最新の初値予想も更新予定です。
当選できた方は是非こちらもチェックしてくださいね。
Sansan(4443)のIPO仮条件
まずはSansan(4443)のIPOにおける仮条件からチェックしていきましょう。
【仮条件】
仮条件を見た時に思わず「え!?」と声がでてしまいました。
想定仮条件は3,650円 ~ 4,500円で想定平均価格は4,075円です。
よって、下限がやや押し上げられた格好です。
なんともいえませんが「強気の仮条件」と考えるのが適切でしょうかね。
機関投資家からの評価は悪ければ下ブレしてきたと思うので、ひとまず高評価だったということでしょう。
レンジ幅は500円とかなり広い上に、上限で決まった場合はかなりのネガサ株になります。
これはさらに判断しずらくなりました。
Sansan(4443)のIPO直感的初値予想
続いて本題であるSansan(4443)のIPO直感的初値予想をしていきます。
下記の初値予想は公募価格が仮条件の上限で決まったと仮定したものになります。
万が一、上限未満で決まった場合は公募価格にそれぞれの掛け率を乗じた初値予想だと思ってくださいませ。
3,500円 〜 5,000円
(公募比約0.9倍〜公募比1.1倍)
Sansan(4443)のIPOスペック考察
それではSansan(4443)のスペックをもう一度確認していきましょう。
初値に影響を与える”規模”、”業種”、”スケジュール”、”業績”の4つに焦点をあてて説明していきますね。
まず、上場市場は投資家に大人気のマザーズ。
吸収金額は想定平均価格から大幅に上ブレしたので最大388.6億円となりました。
想定平均価格ベースでは352億円でしたので36億円ほどサイズアップです。
中型IPO一つ分くらい大きくなりました。
Sansan(4443)のIPOにおけるブル要素
ではまずブル要素から整理していきましょう。
- 知名度抜群
- 注目度が高い
- 仮条件が上ブレ
- 業績は右肩上がり
- 名刺管理サービスのシェアNO.1
- 投資家に人気の業種
注目度が高く、会社の知名度が高いのは大きな武器です。
テレビCMもやっていましたし、ビジネスマンなら知らない人の方が少ないでしょう。
下記で詳しく紹介しますが業績は右肩上がり。
成長性は抜群トップクラスです。
しかも名刺管理サービスではダントツのシェアで解約率も0.73%しかありません。
今後も伸びていくのはほぼ間違いないと思います。
また、AIやクラウドを利用していますので投資家人気も高いです。
ビッグデータを保有していることもあり、さらに様々な事業を展開していけそうな点もいいですね。
Sansan(4443)のIPOにおけるベア要素
続いてマイナス面をチェック。
- 業績は赤字
- 吸収金額が300億円越え
- VCが大量
- ほぼ売出
とにかく1番気になるのが吸収金額ですね。
規模を考えると地味な業種ならば間違いなく公募割れです。
Sansanだからこそ検討するに値します。
あとは成長性は感じますが業績はがっつりと赤字。
赤字上場はいい印象を与えないんですよね。。
その上、資金調達を繰り返してきたので株主にVC(ベンチャーキャピタル)が非常に多くいます。
そのVCが売出しをするのでイグジット的な要素も強いです。。
ここから投資をするというのは結構リスキーな感じがしますね。
Sansan(4443)のIPO業績
続いてSansan(4443)の業績を見てきましょう。
【売上げ】
【純利益】
現在は12期目です
売り上げは教科書に出てきそうなほどの右肩上がり。
急成長というほどではありませんが、かなりのハイスピードです!!
しかし、純利益は右肩下がり。
こちらも教科書にでてきそうなほどです 笑
成長性は感じますが黒字化まではまだかかりそうな気がしますね。
CMなどの先行投資の影響だと思いますが人件費もかなりかかっているでしょうし、どう回収していくかも気になります。
う〜ん、、評価が別れる業績です。
Sansan(4443)のIPO初値予想アンケート途中結果
Sansan(4443)の初値予想アンケートの途中結果も簡単にご紹介。
結果を見る場合は左下にある “View Results” をクリックしてください。
また、投票していただいても結果が表示されますよ。
ご協力くださいますと幸いです。
ちなみに現在はというと…
公募割れです!!
しかもダントツ。
2位は公募価格の1.0倍〜1.5倍。
3位は公募価格同値と弱気予想ばかりです。
強気予想はほとんどありません。
これは黄色信号が点灯しています。。
Sansan(4443)のIPOが当選しやすい証券会社は??
続いて、Sansan(4443)が当選しやすい証券会社を紹介していきます。
IPOの各社割当枚数は下記の通りです。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人的期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
-枚
|
-枚
|
1
|
幹事 | SMBC日興証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
大和証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
みずほ証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
SBI証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
楽天証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
マネックス証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
極東証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
委託 | 岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
松井証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
安藤証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
DMM株(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
1番当選しやすいのは主幹事の野村證券!!
Sansanの当選を目指すなら主幹事の野村證券からは必ず申し込みましょう。
抽選割合が10%と平均的な数字ですが割当枚数は1番多いので、当選確率は1番高いです。
売出価格は最大4,500円になるので100株申し込みするのに45万円必要になりますが、野村證券は資金不要で抽選に参加できます。
当選してから入金すればいいので少ない資金でIPO投資をしている人には神にような証券会社ですよ。
ちなみに他にも0円で抽選に参加できる証券会社はありますのでこちらも知っておくと役立つはずです。
大手証券ということもあり意外と口座を保有していない人が多いと思いますが、IPO投資をする上ではネット証券と同じくらい大事な証券会社です。
勧誘の電話なんかもないので今後のためにも作成しておきましょう。
詳しいIPOルールを知りたい人は下記記事を一読してくださいませ。
ネット組が当選しやすい証券会社
当選枚数が多いので野村證券以外からでも当選の可能性があります。
上位幹事のSMBC日興証券と大和証券の2社。
そしてネット証券の楽天証券、マネックス証券の2社は狙い目です。
特にマネックス証券と楽天証券はIPOを100%抽選で当選者を決めてくれるのでチャンスは平等にあります。
そして、SBI証券は落選してもIPOチャレンジポイントが貰えるのでこちらもマスト。
ひとまずSansan(4443)をスルーする人もIPOチャレンジポイントだけゲットしてくださいね。
ちなみにauカブコム証券でも委託販売が決定しているのでこちらもお忘れなくっ!!
また、IPOの当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてあります。
IPO投資を始めたばかりの人は参考になると思いますのでこちらもチェックしてみてください。
申込に多大な時間を取られている人は効率をアップさせる方法もどうぞ。
Sansan(4443)のIPO最終BBスタンス
最後にSansan(4443)における最終的なBBスタンスを紹介します。
証券会社
|
抽選結果
|
|
---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
補欠
|
幹事 | SMBC日興証券 |
不参加
|
大和証券 |
不参加
|
|
みずほ証券 |
不参加
|
|
SBI証券 |
落選
|
|
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
不参加
|
|
楽天証券 |
後期
|
|
マネックス証券 |
不参加
|
|
極東証券 |
ネット申込不可
|
|
委託 | 岡三オンライン証券(?) |
取扱なし
|
松井証券(?) |
取扱なし
|
|
安藤証券(?) |
取扱なし
|
|
ライブスター証券(?) |
取扱なし
|
|
GMOクリック証券(?) |
取扱なし
|
|
auカブコム証券 |
不参加
|
|
DMM株(?) |
未定
|
すいません。
まだ悩んでます!!
主に悩んでいる理由は下記の3つ。
- 規模の大きさ
- 将来性
- 売出の多さ
でも、主幹事の野村證券とSBI証券から申し込みすることは決めました。
SMBC日興証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の2社は当選してからキャンセルすると1ヶ月間IPOに申し込めないというペナルティがあります。
この2社からの申し込みは勇気がいりますね。。
楽天証券もキャンセルができないのでここも悩ましいです。(抽選倍率が知りたい)
地合いにも大きく左右される銘柄でしょうからBBスタンスは最後の最後まで考えるつもりです。
SansanのIPOは公募割れの可能性も十分あります。
参加するかどうかは納得するまでしっかりと考えるようにしましょう。
「ソフトバンクの公募割れがなかったら迷いなく全力参加だっただろうな」と思う今日この頃です 笑
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さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。