どうも、メカニックです!!
カクヤス(7686)のIPOが新規承認されました。
2019/12/23に上場予定で事業内容は”酒類・食品等の料飲店および一般個人向け販売“です。
このページではカクヤス(7686)のIPO詳細や初値結果、仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もしIPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
結論:カクヤス(7686)の初値は公募価格前後!?
時間がない人向けにカクヤス(7686)のIPOについてさっとまとめます。
結論からいうと、あまり期待できません。。
- 酒類や食料品を販売
- 上場市場は東証2部
- 吸収金額は約35.7億円
- 業績はほぼ横ばい。
- ロックアップはがっちり
- 主幹事は安定の野村證券
- 想定価格は1,520円
カクヤス(7686)は「なんでも酒やカクヤス」を運営しています。
東証2部らしく業績はほぼ横ばいです。
12月23日に上場予定でスケジュールは過密日程。
幹事構成を見ると大手証券が多く、主幹事は実績抜群の野村證券です。
資金不要でネットから申し込めるので資金が少ない人でも抽選に参加できます。
公募価格前後での初値形成が濃厚ですが、野村證券が主幹事なので公募割れは回避できるかもしれません。
また、最近IPO投資を始めた方向けに当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてあります。
さらに最近ではIPOを目指すベンチャー企業に先回り投資できるFUNDINNO(ファンディーノ)を中心とした株式投資型クラウドファンディングの人気が加速中!!
企業と投資家が一緒になってIPOまで目指せる新しい方法なので興味がある人は是非チェックしてみてください。
自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてありますので、こちらもよろしければどうぞ。
カクヤス(7686)のIPO詳細
銘柄 | 株式会社カクヤス |
---|---|
市場 | 東証2部 |
上場日 | 2019/12/23 |
コード | 7686 |
公募 | 285,000株 |
売り出し | 1,757,000株 |
OA | 306,300株 |
想定価格 | 1,520円 |
吸収金額 | 約35.7億(想定価格ベース) |
時価総額 | 約114.4億円(想定価格ベース) |
BB期間 | 2019/12/05~12/11 |
価格決定日 | 2019/12/12 |
カクヤス(7686)ってどんな会社??
都市部では普段から利用している人もいるかもしれません。
カクヤスは東京を中心に大阪や横浜などで酒屋さんを運営している企業です。
なんと前身は大正10年に設立したカクヤス酒店!!
法人登記したのは昭和57年です。
社歴は古く、老舗中の老舗企業ですね。
積極的に事業展開しだしたのは平成19年からで、そこから様々な企業を吸収合併しながら売上を伸ばしています。
現在の従業員はグループ全体で1,523人、平均年間給与は約455万円となっています。
事業概要図は下記の通り。
小売業なのでシンプルなビジネスモデルです。
ただ個人がメインではなく売上の70%以上は居酒屋やレストランなどの業務用となっています。
そして店舗ブランドは下記の3つを展開中。
- なんでも酒やカクヤス
- KYリカー
- CORK
「なんでも酒やカクヤス」は個人向けの店舗で、一部エリアでは無料配達も行なっています。
「KYリカー」は神奈川県を中心にお酒の大型専門店として運営中。
品揃えが豊富で飲み方提案や独自イベントを企画しています。
「CORK」はお酒とお花をセットで販売しているセレクトショップです。
こちらは新しい店舗で現在は1店舗のみとなっています。
先ほども言った通り、売上の多くを占めているのは業務用です。
カクヤス(7686)のIPOスペック
続いてカクヤス(7686)のIPOスペックを見ていきましょう。
想定価格は1,520円。
上場予定市場は東証2部で吸収金額は約35.7億円となっています。
カクヤス(7686)のIPOにおけるマイナス要素
まず目に留まるのはやはり市場です。
東証2部は投資家に不人気。
過去のパフォーマンスもイマイチですから、この時点で初値高騰はかなり厳しいです。
さらに業種も目新しさのない小売業ですからね。。
業績は黒字をだしていますが勢いはあまり感じません。
全体的にかなり地味な印象を受けます。
カクヤス(7686)のIPOにおけるプラス要素
東証2部という点を考慮するとそれほど大きな規模ではありません。
需給面では不利にならないでしょう。
また都市部では知名度もそこそこあるので、こちらもプラスに働くと思います。
でも残念ながらその程度。
ロックアップがしっかりとかかっていますが、流石に公募比1.5倍以上にはならないと思うのであまり意味はないかと。
一応、小売業ということで上場後に株主優待の新設は期待できます。
カクヤス(7686)のIPO仮条件
80円上ブレの強気設定となりました。
カクヤス(7686)のIPO公開価格
※公開価格が決定次第更新します。
カクヤス(7686)のIPO初値結果
初値売りで2.66万円の利益でした。(+16.6%)
カクヤス(7686)のIPO割当枚数と当選期待度
続いてカクヤス(7686)のIPO幹事団と各社における割当枚数を紹介します。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
18,380枚
|
1,838枚
|
1
|
幹事 | みずほ証券 |
816枚
|
82枚
|
4
|
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
408枚
|
41枚
|
5
|
|
SMBC日興証券 |
204枚
|
21枚
|
7
|
|
マネックス証券 |
204枚
|
204枚
|
2
|
|
SBI証券 |
204枚
|
92枚
|
3
|
|
岩井コスモ証券 |
204枚
|
21枚
|
6
|
|
委託幹事 | auカブコム証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
楽天証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
松井証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
DMM株(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
カクヤス(7686)の主幹事
カクヤスの主幹事は野村證券です。
これはパフォーマンスのことを考えるとナイスでしょう。
野村證券が主幹事のIPOは公募割れしにくいです。
証券会社としての力は確かのものがありますよ。
また、IPOは資金不要で申し込みができるので資金が潤沢にない人でも問題はありません。
カクヤスでは最も当選が狙える証券会社ですので、「公募で欲しい!!」という人は第一優先で申し込みしてくださいね。
野村證券の詳しいIPOルールを知らない人は下記記事にまとめてありますのでこちらをどうぞ。
その他狙い目の証券会社
幹事構成を見ると大手証券が半分を占めています。
狙い目になりそうなのは上位幹事のみずほ証券、SBI証券とマネックス証券の3社でしょう。
カクヤスは申し込みをしない人もいると思いますが、SBI証券からは申し込みをして最低でもIPOチャレンジポイントだけはゲットしてください。
貰えるものはしっかりと貰っておきましょう♪
あとauカブコム証券でも委託販売する可能性が高いのでこちらもお忘れなく。
カクヤス(7686)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
カクヤス(7686)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
当選
|
幹事 | みずほ証券 |
落選
|
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
不参加
|
|
SMBC日興証券 |
不参加
|
|
マネックス証券 |
落選
|
|
SBI証券 |
落選
|
|
岩井コスモ証券 |
不参加
|
|
委託幹事 | auカブコム証券(?) |
不参加
|
楽天証券(?) |
不参加
|
|
松井証券(?) |
不参加
|
|
岡三オンライン証券(?) |
不参加
|
|
GMOクリック証券(?) |
不参加
|
|
ライブスター証券(?) |
不参加
|
|
DMM株(?) |
不参加
|
新規承認時におけるBBスタンス
未定としました。
スペック的には微妙です。
しかし最近はイグジット案件が多くなってきている影響からか、こういう地味でしっかりと利益をあげているIPOが再脚光を浴びているように感じるんですよね。
しかも主幹事は野村證券なので安心感もあります。
スルーと決めつけないでしっかりと仮条件を見てから判断するつもりです。
最終BBスタンス
公募割れの可能性はありますが、一部参加としました。
キャンセルのできる証券会社からちょっと攻めてみます。
カクヤス(7686)のIPO初値予想
カクヤス(7686)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
カクヤス(7686)のIPO個人的評価
【総合評価】
16/35
【スタンス】
やや弱気
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