残念ながら上場が延期となりましたが2020年の11月20日に再承認されました
どうも、メカニックです!!
ファンペップ(4881)のIPOが新規承認されました。
2020/12/25に上場予定で事業内容は”機能性ペプチドを用いた医薬品等の研究開発事業“です。
このページではファンペップ(4881)のIPO詳細や仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もしIPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
結論:ファンペップ(4881)のIPOは注意が必要
吸収金額 | |
---|---|
市場 | |
公募売出比 | |
業種 | |
業績 | |
地合い | |
スケジュール |
【総合評価】
19/35
【スタンス】
やや弱気
時間がない人向けにファンペップ(4881)のIPOについてさっとまとめます。
結論からいうと、公募価格付近での初値形成になるとおもいます。
- ペプチドを用いた医薬品の研究開発
- 想定価格は820円と低価格
- 上場市場はマザーズ
- 吸収金額は約25.8億円
- 業績は赤字
- 過密スケジュール
- 公募のみで売出はゼロ
- ロックアップはゆるめ
- 主幹事はみずほ証券
ファンペップは機能性ペプチドを用いた医薬品の開発研究を行っているバイオ系企業です。
上場日は12/25で、他のIPOと同日上場の上に過密日程。
上場タイミングとしては最悪です。
業績はもちろん赤字。
しかも吸収金額は25.8億円とマザーズでは中型の部類に入ります。
需給面ではやや不利です。
売出しがなく公募のみというのは好印象ですが、全体的なバランスを考えると初値は公募価格前後になる可能性が高いです。
自分は不参加になりそうです。
そして、主幹事はネット証券大手のSBI証券!!
抽選割合が高く、IPOチャレンジポイントもあるため当選期待度は激高です!!
公募で取得したい人は早めに準備しておきましょう!!
また、1株からIPOに参加できるネオモバで委託販売される可能性があります。
こちらもお忘れなく。
また、最近IPO投資を始めた方向けに当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてあります。
さらに最近ではIPOを目指すベンチャー企業に先回り投資できるFUNDINNO(ファンディーノ)を中心とした株式投資型クラウドファンディングの人気が加速中!!
企業と投資家が一緒になってIPOまで目指せる新しい方法なので興味がある人は是非チェックしてみてください。
自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてありますので、こちらもよろしければどうぞ。
ファンペップ(4881)のIPO詳細
銘柄 | 株式会社ファンペップ |
---|---|
市場 | マザーズ |
上場日 | 2019/12/20 ↓ 2020/12/25 |
コード | 4881 |
公募 | 4,505,000株 ↓ 2,739,700株 |
売り出し | 0株 |
OA | 410,900株 |
想定仮条件 | 730円~910円 |
想定平均価格 | 315円 ↓ 820円 |
吸収金額 | 約16.3億(想定価格ベース) ↓ 約40.3億(想定価格ベース) |
時価総額 | 約50.7億円(想定価格ベース) ↓ 約137.3億円(想定価格ベース) |
BB期間 | 2019/12/04~12/10 ↓ 2020/12/10~12/16 |
価格決定日 | 2019/12/11 ↓ 2020/12/17 |
ファンペップ(4881)ってどんな会社??
12月では初のバイオ系IPOが新規承認されました。
設立は2013年の10月で大阪大学初の創薬系バイオベンチャーです。
アンジェス株式会社や塩野義製薬株式会社などと契約を結び、2016年から臨床試験も開始しています。
バイオベンチャーらしく従業員は11人と少数ですが、平均年間給与は819万円とかなり高額です。
さて、そんなファンペップですが、機能性ペプチドを用いた医薬品や化粧品、医薬機器などを開発しています。
事業系統図は下記の通り。
大阪大学や企業と共同研究や業務委託をしながらペプチドを開発。
医薬品分野では製薬会社からのロイヤリティーや分配金、化粧品分野では原薬販売をして貰う対価が主な収益となっています。
具体的な開発品は下記の3つです。
- 研究開発パイプライン
- SO-0379(機能性ペプチド)
- 抗体誘導ペプチド
正直、具体的な説明をしてもピンとこないと思うので割愛させていただきますね。
自分もどれだけ凄いものなのかは全く分かりません 笑
とりあえず新しいペプチドを開発している会社という認識で大丈夫でしょう。
ちなみに化粧品に関しては「マイルドクレンジングシャンプー」と、「ボリュームアップシャンプー」をファンケルと共同開発しました。
値段を調べたところ1,500円ほどとそこまで高価な商品ではないようです。
相手先
相手先は株主でもある3社です。
今の所はこの3社に売上の全てを依存している形ですね。
ファンペップ(4881)のIPOスペック
続いてファンペップのIPOスペックを見ていきましょう。
想定平気価格は820円。
上場予定市場はマザーズで吸収金額は約25.8億円となっています。
ファンペップ(4881)のIPOにおけるマイナス要素
気になる点はいくつかあります。
まずは不人気のバイオ系ということ。
少し前に上場したバイオ系のステムリムは公募割れで、業種的に軟調な初値形成が多いです。
しかも直近2期は赤字が続いています。
バイオ系なのでしょうがない部分はありますが、上場後も絶好調なセルソースはIPO時も黒字でしたからね。
どうしても投資家にネガティブなイメージは与えてしまいます。
また、当然ながらスケジュールは超過密です。
同一上場ですし12月後半ともなれば買い疲れがでてくるタイミングでもあります。
これだけのマイナス要素があると初値高騰は難しいと思います。
ファンペップ(4881)のIPOにおけるプラス要素
吸収金額の大きさに対抗できるほどの大きなプラス要素は見当たりません。
強いてあげるとすれば、想定価格が820円と購入しやすい価格なのはプラスに働くと思います。
そして売出がないのもいいですね〜。
公募のみということは純粋に資金調達を目的としたIPOです。
ファンドが売り抜けするためではないので、こういう企業は応援したくなります。
ファンペップ(4881)のIPO仮条件
想定仮条件は730円〜910円でしたので大幅に下ブレしました。
これにより吸収金額は最大23.0億円です。
ファンペップ(4881)のIPO公開価格
※公開価格が決定次第更新します。
ファンペップ(4881)のIPO初値結果
初値売りで6,500円の利益でした。(+10.0%)
ファンペップ(4881)のIPO割当枚数と当選期待度
続いてファンペップ(4881)のIPO幹事団と各社における割当枚数を紹介します。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | SBI証券 |
-枚
|
-枚
|
1
|
幹事 | SMBC日興証券 |
-枚
|
-枚
|
–
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いちよし証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
エース証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
藍澤證券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
岩井コスモ証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
東海東京証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
東洋証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
極東証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
水戸証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
委託幹事 | 楽天証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
松井証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
DMM株(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ネオモバ(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
ファンペップ(4881)の主幹事
主幹事はなんとSBI証券!!
前回承認時はみずほ証券が主幹事でしたのでこの1年で変更したことになります。
これで12月は共同主幹事も含めれば5つめの主幹事。
今回は当選枚数も多いので当選難易度はかなり低くなりそうです。
もちろん、最も当選しやすい証券会社になりますので当選を目指す人は優先的に申し込みしてください。
そして、IPOチャレンジポイントは悩みどころですね
今回は不人気だと思うのでボーダーラインは200P未満は確定でしょう。
もしかしたら100P未満という可能性もゼロではありません。
配分枚数は500株とかになるかも。
12月では一番予想しずらいですし、ポイントパフォーマンスはあまり期待できないでしょうから利用しないのが得策かもしれませんね。
ちなみに自分はもちろん利用しませんよ!!
その他狙い目の証券会社
平幹事は非常に多いですね~。
ただ、よく見るとネットから参加できない証券会社も多いです。
この中だと狙い目になりそうなのは上位幹事のSMBC日興証券ぐらいでしょう。
そして、あとは委託販売が期待できるネオモバですね。
もし取扱いが確定したらいつも以上に当選確率が高そう。
2株以上複数当選する人がでても不思議ではないです。
ネオモバIPOの詳細を知りたい方は下記記事を合わせてご覧ください。
ファンペップ(4881)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
ファンペップ(4881)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | SBI証券 |
落選
|
幹事 | SMBC日興証券 |
不参加
|
いちよし証券 |
不参加
|
|
エース証券 |
ネット申込不可
|
|
藍澤證券 |
不参加
|
|
岩井コスモ証券 |
不参加
|
|
東海東京証券 |
不参加
|
|
東洋証券 |
ネット申込不可
|
|
極東証券 |
ネット申込不可
|
|
水戸証券 |
ネット申込不可
|
|
委託幹事 | 楽天証券(?) |
不参加
|
松井証券(?) |
不参加
|
|
岡三オンライン証券(?) |
不参加
|
|
GMOクリック証券(?) |
不参加
|
|
ライブスター証券(?) |
不参加
|
|
DMM株(?) |
不参加
|
|
ネオモバ(?) |
不参加
|
新規承認時におけるBBスタンス
未定としました。
正直、あまり参加しようとは思っていません。
たとえプラスになったとしてもたかが知れています。
その上、公募割れリスクもありますからね。
最終的なスタンスは仮条件決定後に決めますが、SBI証券に100株だけ申込をして終わりそうな気がします。
落選する方が難しいIPOになるかもしれません。
ファンペップ(4881)のIPO初値予想
ファンペップ(4881)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
ファンペップ(4881)のIPO個人的評価
【総合評価】
20/35
【スタンス】
中立
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さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。