上場が中止になりました。
どうも、メカニックです!!
キオクシアホールディングス(6600)のIPOが新規承認されました。
2020/10/6に上場予定で事業内容は”メモリ及びSSD等関連製品の開発・製造・販売事業等を営むグループ会社の経営戦略策定及び管理“です。
このページではキオクシアホールディングス(6600)のIPO詳細や仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もしIPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
また、動画でもまとめていますのでよろしければこちらもどうぞ。
結論:キオクシアホールディングス(6600)のIPOは慎重に考えよう
時間がない人向けにキオクシアホールディングス(6600)のIPOについて要点をピックアップしてまとめました。
結論からいうと、公募価格前後での初値形成が濃厚です。
- メモリやSSDの開発
- 想定価格は3,960円
- 上場市場はほぼ一部
- 上場日は10/6
- 知名度が高い
- 吸収金額は約3,782億円
- 海外への販売の方が多い
- 業績はかなり微妙
- 株主にVCが存在
- ロックアップは堅い
- 主幹事は大手7社
キオクシアホールディングスはメモリやSSDの開発販売をしている企業です。
前期の売上は1兆2,600億円ほど、純利益は2,160億円。
業績は横ばいで今期は現時点では赤字です。
想定価格は3,960円、吸収金額は3,782億円で市場は未定となっています。
とはいえ1部上場はほぼ間違いないでしょう。
規模は稀に見る超大型規模のため需給面での優位性は全くありません。
ただし業種はフラッシュメモリとSSDの作成と今後も必要な事業です。
技術力も高いためこちらは投資家に評価されると思います。
一方でスケジュールが過密日程かつ、換金色も多少は感じるなどマイナス要素があります。
トータルスペックで見ると初値高騰は期待できず、公募価格前後での初値形成になる可能性が高いです。
主幹事は大手証券7社が揃い踏みのオールジャパン体制。
全ての証券会社から申し込めば複数枚の当選も十分可能でしょう。
多く当選できればハイリターンの可能性もありますが、逆に同等のマイナスになる可能性もあります。
BBスタンスは慎重に考えるようにしてくださいませ。
box06 title=”あわせて読みたい”]【IPOルール】みずほ証券は毎年安定の幹事入り!! 抽選方法やペナルティを究極解説!![/box06]
また、最近IPO投資を始めた方向けに当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてあります。
さらに最近ではIPOを目指すベンチャー企業に先回り投資できるFUNDINNO(ファンディーノ)を中心とした株式投資型クラウドファンディングの人気が加速中!!
企業と投資家が一緒になってIPOまで目指せる新しい方法なので興味がある人は是非チェックしてみてください。
自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてありますので、こちらもよろしければどうぞ。
キオクシアホールディングス(6600)のIPO詳細
銘柄 | キオクシアホールディングス株式会社 |
---|---|
市場 | マザーズ |
上場日 | 2020/10/06 |
コード | 6600 |
公募 | 21,562,500株 |
売り出し | 66,068,900株 |
OA | 7,886,900株 |
想定価格 | 3,960円 |
吸収金額 | 約3,782.5億(想定価格ベース) |
時価総額 | 約2兆1,346億円(想定価格ベース) |
BB期間 | 2020/9/18~9/25 |
価格決定日 | 2020/9/28 |
キオクシアホールディングス(6600)ってどんな会社??
まずは今回新規承認されたキオクシアホールディングスがどんな企業なのか紹介していきます。
前身は2017年に東芝から会社分割により設立された東芝メモリ株式会社です。
東芝のメモリ事業を承継する形で誕生しました。
その後、2019年の10月に現在の社名に変更されています。
東芝のメモリ事業の歴史は古く、1987年の4月に世界初のNAND型フラッシュメモリを発明したところからスタートしています。
そこから様々なフラッシュメモリを開発、量産して今に至るといった感じですね。
現在の従業員数は合計13,512名、提出会社の平均年間給与は約1,128万円となっています。
さて、そんなキオクシアホールディングスの事業はメモリやSSDの開発販売です。
事業系統図は下記の通りになります。
キオクシアホールディングスはフラッシュメモリの世界最大級の専業プレイヤーで世界シェアの35%ほどを占めています。
強みとしてはSSDやスマートフォン、ゲーム機など多くの製品に供給している点です。
さらに業界のパイオニアとして35年に渡って培った高い技術力も保有しています。
直近でも新製品を続々と開発中。
生産規模も四日市工場、北上工場など広い施設で世界最大級を誇っています。
相手先企業
相手先は超有名企業です。
世界の時価総額1位のアップルの名前もありますね。
上記3社に売上の45%ほどを依存しています。
キオクシアホールディングス(6600)のIPOスペック
続いてキオクシアホールディングス(6600)のIPOスペックを見ていきましょう。
想定価格は3,960円。
上場予定市場は未定(ほぼ一部)で吸収金額は約3782.5億円となっています。
キオクシアホールディングス(6600)のIPOにおけるマイナス要素
マイナス要素をチェックしていきましょう。
まずはなんといっても規模ですね。
国内、海外分を合わせた吸収金額は約3,700億円!!
大型も大型、超大型規模です。
この時点で初値高騰する可能性はほぼゼロに近いです。
また、売り出しも多くやや換金的な匂いも感じます。
スケジュールも9月後半から過密日程ですので、買い意欲はやや衰退している中での上場になるかもしれません。
ただ、過去の大型IPOの結果を見るとそこまで悪い結果ではありません。
日本郵政グループ、LINE、JR九州、メルカリなどは予想以上の結果になりました。
国内最大規模のソフトバンクが公募割れだったのがちょっと後味悪いですが。。
キオクシアホールディングス(6600)のIPOにおけるプラス要素
プラス要素は業種でしょう。
フラッシュメモリは今後も必要なプロダクトですし、開発技術も世界トップレベル。
すでにシェアを35%占めているのも大きいです。
相手先企業にAppleはdellがいるのも安心感があります。
また、直近は地合いもよくIPOバブルが起こっている真っ最中。
セカンダリーも初値形成後にストップ高に張り付くなど、非常に好調です。
今後成長していくかは難しいですが、スペックはそこまで悪くはない印象を持っています。
キオクシアホールディングス(6600)のIPO仮条件
想定価格は3,960円でしたので大幅な下ブレとなりました。
これにより吸収金額は最大3,343億円となります。
キオクシアホールディングス(6600)のIPO公開価格
※公開価格が決定次第更新します。
キオクシアホールディングス(6600)のIPO割当枚数と当選期待度
続いてキオクシアホールディングス(6600)のIPO幹事団と各社における割当枚数を紹介します。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
-枚
|
-枚
|
1
|
野村證券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ゴールドマン・サックス証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
JPモルガン証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
SMBC日興証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
大和証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
みずほ証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
幹事 | クレディ・スイス証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
松井証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
マネックス証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
楽天証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
SBI証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
DMM株(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
auカブコム証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
キオクシアホールディングス(6600)の主幹事
大型のIPOということもあり、主幹事は7社の共同主幹事です。
- 三菱UFJモルガンスタンレー証券
- 野村證券
- ゴールドマン・サックス証券
- JPモルガン証券
- SMBC日興証券
- 大和証券
- みずほ証券
ゴールドマン・サックス証券とJPモルガン証券はグローバルオファーリングを担当します。
よって国内は大手5社です。
おそらくですが、この規模ならば三菱UFJモルガンスタンレー証券はみんな当選になるかもしれません。
いわゆる全プレですね。
日本郵政グループなど大型規模ではよく全プレするので、今回もそのようになる可能性が高いです。
また、他の主幹事への割当枚数も多いでしょうから正直、どこからでも当選は可能だと思います。
複数枚当選も十分可能でしょう。
個人的にはSMBC日興証券のプラチナステージの人も全プレじゃないのかなとちょっと感じています。
ブロンズステージでも普通に当選できるかも。
新規口座開設者は3ヶ月間は無条件でブロンズステージが適用されるので、口座を保有していない人はチャンスかもしれませんね。
IPOルールを知らない人はしっかりとチェックしてください。
結論、当選確率はめちゃくちゃ高いですww
その他狙い目の証券会社
平幹事からも十分当選ができます。
しかも今回は平幹事は抽選割合の高い証券会社ばかり。
チャンスは十分にあると思います。
自分は松井証券では当選したことがないので、初当選できるチャンスかも!?なんてちょっと感じてますww
あとは楽天証券の抽選倍率も気になるところ。
通常は100倍以上、プラチナ案件だと1,000倍以上のこともありますが、今回は二桁はほぼ間違いないかなと。
平幹事の抽選もかなり楽しめそうです。
また、スルーする人もいると思いますがSBI証券からはしっかりと申し込みをしてIPOチャレンジポイントをしっかりと稼ぎましょう。
そして三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事なのでauカブコム証券でも委託販売する可能性が高いです。
キオクシアホールディングス(6600)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
キオクシアホールディングス(6600)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
不参加
|
野村證券 |
不参加
|
|
ゴールドマン・サックス証券 |
ネット申込不可
|
|
JPモルガン証券 |
ネット申込不可
|
|
SMBC日興証券 |
不参加
|
|
大和証券 |
不参加
|
|
みずほ証券 |
不参加
|
|
幹事 | クレディ・スイス証券 |
ネット申込不可
|
松井証券 |
不参加
|
|
マネックス証券 |
不参加
|
|
楽天証券 |
不参加
|
|
SBI証券 |
参加
|
|
委託幹事 | auカブコム証券 |
不参加
|
岡三オンライン証券 |
不参加
|
|
GMOクリック証券 |
不参加
|
|
DMM株(?) |
不参加
|
|
ライブスター証券(?) |
不参加
|
新規承認時におけるBBスタンス
流石にこのスペックではすぐに決められません。
知名度は高いですが超大型規模ですからね。
地合いにも左右される部分はあるので、こういう案件はギリギリまでスタンスを考えるのがセオリーです。
ただ、キャンセルできる証券会社からはとりあえず申込みするのはいい作戦だと思います。
キオクシアホールディングス(6600)のIPO初値予想と初値結果
キオクシアホールディングス(6600)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
初値結果
※上場後に更新
キオクシアホールディングス(6600)のIPO個人的評価
【総合評価】
18/35
【スタンス】
中立
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メカさんは申し込みするのでしょうか?
何故こんなに価格が高いのですか?価値があるからですか?
めちゃくちゃ悩んでます。
一先ず仮条件が決まってから本腰いれて検討しようかなという感じです。