どうも、メカニックです!!
ウイングアーク1st(4432)のIPOが新規承認されました。
2021/03/16に上場予定で事業内容は”企業の情報活用を促進するソフトウェアおよびクラウドサービスの提供“です。
このページではウイングアーク1st(4432)のIPO詳細や初値結果、仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もしIPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
また、動画でもまとめていますのでよろしければこちらもどうぞ。
結論:ウイングアーク1st(4432)のIPOは公募割れの可能性が高い
吸収金額 | |
---|---|
市場 | |
公募売出比 | |
業種 | |
業績 | |
地合い | |
スケジュール |
【総合評価】
21/35
【スタンス】
弱気
時間がない人向けにウイングアーク1st(4432)のIPOについて要点をピックアップしてまとめました。
結論からいうと、初値は公募割れになりそうです。
- 3回目の新規承認
- クラウドサービス
- 再上場
- 想定価格は1,490円
- 上場市場は東証1部
- 吸収金額は約182.2億円
- 業績は増収、増益傾向
- 売り出しのみ
- 換金色が強い
- 主幹事は野村證券三菱UFJモルガン・スタンレー証券
IPO投資家にはお馴染みの銘柄が2021年も登場しました。
2019年、2020年と連続して上場を延期してますが3度目の正直となるでしょうか。
業種はクラウドサービスの提供とIPOでは人気化しやすい業種ですが、再上場案件かつ売り出しのみと、投資家に最も嫌われる要素を兼ね備えています。
ファンドの換金目当ての上場となりますので要注意。
スケジュールもやや過密気味かつヒューマンクリエイションホールディングスと同日上場になります。
地合いはいいですがこういう案件はあまり恩恵を受けませんので公募割れの可能性が高いです。
少なくても初値高騰はまずないでしょう。
自分は不参加方向で考えています。
幹事構成を見ると野村證券がと三菱UFJモルガンスタンレー証券が共同主幹事をつとめ、その他はSBI証券、大和証券、楽天証券も幹事入り。
当選しやすいIPOですがブックビルディングは慎重に考えるようにしてください。
また、最近IPO投資を始めた方向けに当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてあります。
さらに最近ではIPOを目指すベンチャー企業に先回り投資できるFUNDINNO(ファンディーノ)を中心とした株式投資型クラウドファンディングの人気が加速中!!
企業と投資家が一緒になってIPOまで目指せる新しい方法なので興味がある人は是非チェックしてみてください。
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さらに、自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてありますので、こちらもよろしければどうぞ。
ウイングアーク1st(4432)のIPO詳細
銘柄 | ウイングアーク1st株式会社 |
---|---|
市場 | 東証2部 ↓ 東証1部 |
上場日 | 2020/3/26 ↓ 2021/3/16 |
コード | 4432 |
公募 | 0株 |
売り出し | 15,517,100株 ↓ 10,644,700株 |
OA | 1,317,400株 ↓ 1,595,100株 |
想定価格 | 1,670円 ↓ 1,490円 |
吸収金額 | 約281.1億(想定価格ベース) ↓ 約182.2億(想定価格ベース) |
時価総額 | 約521.0億円(想定価格ベース) ↓ 約464.9億円(想定価格ベース) |
BB期間 | 2020/3/09~3/13 ↓ 2021/3/01~3/05 |
価格決定日 | 2020/3/16 ↓ 2021/3/08 |
ウイングアーク1st(4432)ってどんな会社??
今回新規承認されたのは2016年に設立された東京都に本社をおくウイングアーク1st株式会社です。
「2016年からわずか5年で上場か!?」と思うかもしれませんが実質は2004年。
実は再上場案件となります。
しかも2019年に一度新規承認され、途中で上場が中止。
2020年に同じ展開となり、三度2021年に新規承認されたといういわく付きの会社。
前身は1stホールディングスで東証2部に上場していましたが、モノリスホールディングスがTOB(株式公開買い付け)して上場廃止。
その後ウイングアーク1stに社名を変更し、業績を伸ばして、再上場ということになりました。
現在の従業員数を見るとグループ会社含め602人、上場会社の従業員平均年収は約715万円となっています。
事業内容はソフトウェアとクラウドサービスの提供がメイン。
具体的には下記の2つから構成されています。
- ソフトウェア基盤ソリューション
- データエンパワーメントソリューション
ソフトウェア基盤ソリューションではエンドユーザーに対してソフトウェアの販売やクラウドサービスの提供を行なっています。
主力製品はSVFという帳票ソフトウェア。
帳票市場では69%のシェアとかなり高い数字を誇っているようです。
データエンパワーメントソリューションでは様々なデータを組み合わせてそこから新たな価値を生み出して、効率の改善を提供しています。
主なソフトウェアはビッグデータの集計や分析を簡単に行うことができるDr.Sumや、情報活用ダッシュボードのMOTION BOARDなど。
そして、それぞれの売り上げは下記の通りで、ソフトウェア基盤ソリューションが稼ぎ頭になっているのがわかります。
また、主な取引先には日本電気株式会社の名前がありました。
ウイングアーク1st(4432)のIPOスペック
続いてウイングアーク1st(4432)のIPOスペックを見ていきましょう。
想定価格は1,490円。(2020年時は1,670円でした)
上場予定市場は東証1部で、吸収金額は約182.2億円です。
ちなみに2019年にIPOが新規承認された際は451.1億円。
2020年時は約281.1億円ですので年々サイズダウンしていますね。
ウイングアーク1st(4432)のIPOにおけるマイナス要素
ウイングアーク1st(4432)は残念ながらマイナス要素がてんこ盛りです。
まずは吸収金額の大きさですね。
市場は東証1部ということでそこまで大型規模ではありませんが、この大きさでは初高騰は非常に難しいと思います。
公募価格前後での初値形成が濃厚です。
また、上記でも言いましたが再上場案件となりますので、こちらもIPO的にはマイナス。
再上場案件って初値パフォーマンスが悪いんですよね。
その上、公募がゼロで売り出しが100%。
ファンドの換金上場の意味合いが非常に強いです。
とにかく目立つマイナス要素が目立つIPOかなと思います。
過密スケジュールの中での上場という面でも分が悪いです。
ウイングアーク1st(4432)のIPOにおけるプラス要素
プラス要素は業種と業績でしょうかね。
業種はクラウド関連ですしビッグデータも取り扱って居ます。
特にビッグデータは投資家にも人気の分野なのでこれは大きなプラス要素です。
また、業績もしっかり伸びているのは好感が持てます。
そして海外にも一部販売するとのこと。
半数以上は国内販売が決まってますが海外の割合が多いとややプレミアム感が生まれるかもしれません。
とはいってもマイナス要素の方が多く、トータル的にみてやや厳しい初値形成になってしまいそうです。
ウイングアーク1st(4432)のIPO仮条件
想定価格が1,490円ですので下限は50円の下ブレ、上限は100円上ブレしました。
これにより吸収金額は最大194.5億円です。
ウイングアーク1st(4432)のIPO公開価格
※決定後に更新
ウイングアーク1st(4432)のIPO初値結果
初値売りで4.1万円の利益でした。(+25.7%)
ウイングアーク1st(4432)のIPO割当枚数と当選期待度
続いてウイングアーク1st(4432)のIPO幹事団と各社における割当枚数を紹介します。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
-枚
|
-枚
|
–
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三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
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モルガン・スタンレーMUFG証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
幹事 | みずほ証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
SMBC日興証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
大和証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
SBI証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
楽天証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
SBIネオトレード証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
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|
松井証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
auカブコム証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
コネクト(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
ウイングアーク1st(4432)の主幹事
ウイングアーク1st(4432)の主幹事は野村證券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の共同主幹事です。
2019年で共同主幹事は初。
実績ある大手証券がタッグを組むあたり気合が感じられます。
どちらかといえば野村證券よりは三菱UFJモルガンスタンレー証券の方が当選しやすいかなという印象。
とはいえこの枚数ならばどちらでも当選のチャンスはありますので、ウイングアーク1st(4432)が公募で欲しい方は第一優先で申込をしましょう。
そこまで人気化しないと思うので、店頭組みは簡単に配分されるかもしれませんね。
地雷になる可能性もあるので注意が必要ですが…
当選難易度は低いですが、さきほども言ったとおり海外配分が多いと意外と当選しにくいかもしれません。
その点は理解しておきましょう。
その他狙い目の証券会社
主幹事以外だと上位幹事の大和証券、そして抽選配分率の高いSBI証券、楽天証券の3社は当選確率は高いかなと。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事なのでauカブコム証券でも取扱が期待できますのでこちらのチェックもお忘れなく。
たぶん今回は人気もないでしょうから、いつも以上に当選期待度は高くなると思いますよ。
でも当選後のキャンセルができませんので申込スタンスは慎重に決めるようにしてください。
ウイングアーク1st(4432)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
最後にウイングアーク1st(4432)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
不参加
|
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
不参加
|
|
モルガン・スタンレーMUFG証券 |
ネット申込不可
|
|
幹事 | みずほ証券 |
不参加
|
SMBC日興証券 |
不参加
|
|
大和証券 |
不参加
|
|
SBI証券 |
落選
|
|
楽天証券 |
不参加
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
不参加
|
GMOクリック証券(?) |
不参加
|
|
SBIネオトレード証券(?) |
不参加
|
|
松井証券(?) |
不参加
|
|
auカブコム証券 |
不参加
|
|
コネクト(?) |
不参加
|
現時点では8割スルーする気持ちでいますので不参加としました。
SBI証券のポイント狙いになりそうです。
この規模の大きさでは公募価格前後での初値形成が濃厚ですし、さらに再上場案件など無視できないマイナス要素が多くあります。
地合いはいいですがこういう案件はまた別の話しですからね。
無理に参加する必要はないかなというのが正直な感想です。
当選しても損失が出たら意味がないですから。
2021年は始まったばかりですので慎重にいきたいと思います。
せっかくアクシージアで利益が出たので無駄にしたくないですし。
ウイングアーク1st(4432)のIPO初値予想
ウイングアーク1st(4432)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
下記の予想は仮条件の上限で決まった場合の予想となりますのでご理解ください。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
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さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。